はじめに
前回は1行入力欄や複数行入力欄を作成しました。今回は以下について見ていきます。
- ActionSheet行
- Alert行
過去記事は以下を参照してください。
- [ライブラリ] Eurekaの導入と利用〜その1(ライブラリのインストール)
- [ライブラリ] Eurekaの導入と利用〜その2(設定画面の下準備)
- [ライブラリ] Eurekaの導入と利用〜その3 入力欄を作成する
- [ライブラリ] Eurekaの導入と利用〜その4 行の値を取得する
環境
Xcode:9.2
Swift:4.0.3
ActionSheet行
ActionSheet行を追加すると、複数の選択肢の中から1項目を選択することができます。
例えば、「犬」「猫」「フェレット」の中からペットを1つ選択させたい場合は以下のようにします。
form +++ Section("セクション") <<< ActionSheetRow<String>("") { $0.title = "ペット" $0.selectorTitle = "ペットを選択" $0.options = ["犬","猫","フェレット"] $0.value = "フェレット" // 初期選択項目 }.onChange{row in print(row.value as Any) }
- 4行目:titleプロパティは、行先頭に表示するタイトルです
- 5行目:selectorTtitleプロパティは、行を選択した時に表示されるアクションシートのタイトルです
- 6行目:optionsプロパティは、アクションシートに表示する選択項目です
- 7行目:valueプロパティは、初期選択項目です
- 8行目:onChangeは選択項目が変更されたときのアクションです。ここでは選択された項目を表示しています。
Alert行
Alert行を追加すると、複数の選択肢の中から1項目を選択することができます。Action行と使用方法は同じで、違いは表示される位置です。Action行はタップすると、選択肢が画面下からニュルッと出てきますが、Alert行は画面中央に表示されます。
Alert行のコード例を以下に示します。この例はAction行のコードをAlertに変更しただけのものです。
form +++ Section("セクション") <<< AlertRow<String>("") { $0.title = "アラート行" $0.selectorTitle = "ペットを選択" $0.options = ["犬","猫","フェレット"] $0.value = "フェレット" // 初期選択項目 }.onChange{row in print(row.value as Any) } }
実行例を以下に示します。
コメント
[…] [ライブラリ] Eurekaの導入と利用〜その5 様々な行を追加する1 […]