はじめに
前回は1行入力欄や複数行入力欄を作成しました。
今回は、行に入力された値を取得する方法を見ていきます。
過去記事は以下を参照してください。
- [ライブラリ] Eurekaの導入と利用〜その1(ライブラリのインストール)
- [ライブラリ] Eurekaの導入と利用〜その2(設定画面の下準備)
- [ライブラリ] Eurekaの導入と利用〜その3 入力欄を作成する
環境
Xcode:9.2
Swift:4.0.3
Eurekaのコールバック関数
Eurekaには、行の値を取得したり外観を変更するためのコールバック関数があります。
以下に使用可能なコールバック関数を示します。
コールバック関数 | 説明 |
onChange | 行の値が変更されたときに呼び出されます。 |
onSellSelection | ユーザーが行をタップして選択されたときに呼び出されます。 |
cellSetup | セルが最初に設定されたときに一度だけ呼び出されます。 |
cellUpdate | セルが画面に表示されるたびに呼び出されます。 |
onCellHighlightChanged | セルまたはサブビューが最初のレスポンダになるときに呼び出されます。 |
onRowValidationChanged | 行に関連付けられた検証エラーが変更されたときに呼び出されます。 |
onExpandInlineRow | インライン行を展開する前に呼び出されます。I |
onCollapseInlineRow | インライン行を折りたたむ前に呼び出されます。 |
onPresent | 別のView Controllerを表示する直前に行によって呼び出されます。 |
行の値を取得する
行の値を取得するには、コールバック関数onChangeを使用します。
コード例を以下に示します。
form +++ Section("セクション1") <<< TextRow { row in row.title = "タイトル" row.placeholder = "タイトルを入力" }.onChange{row in let value = row.value print(value!) }
上記は1行テキストの入力欄を作成し、onChangeの中でテキストを取得しています。
様々なコールバック関数がありますが、作成する行によっては使用不可能なものもあります。
今後機会があれば、そのほかのコールバック関数も取り上げる予定です。
コメント
[…] [ライブラリ] Eurekaの導入と利用〜その4 行の値を取得する […]