前回は、SwiftUI を使用して、画面に「Hello World」を表示する方法について説明しました。
今回は、画面に表示する Text を題材にして、プロパティを操作する方法について説明します。
環境
macOS: Mojave 10.14.6
Swift: 5.0.1
Xcode: 11.0 (110A420a)
目次
- プロパティの設定
プロパティの設定
前回の記事で説明した通り、画面に表示するテキストは ContentView 構造体(struct)の中で作成しています。
前回の最終的な ContentView のコードを以下に示します。
struct ContentView: View { var body: some View { Text("Hello SwiftUI") } }
表示するテキストを太字にしたり、斜体にしたり、前景色を変更したりするには、プロパティを設定する必要があります。
プロパティは「.」を使用して数珠(じゅず)つなぎに書くことができます。
例えば、テキスト「Hello SwiftUI」に対して、太字、斜体、前景色ピンク、フォントサイズ(タイトル大)に設定するには、以下のようなコードを書きます。
struct ContentView: View { var body: some View { Text("Hello SwiftUI") .bold() // 太字 .italic() // 斜体 .underline() // 下線 .foregroundColor(.pink) // 前景色 .font(.largeTitle) // フォント(タイトル(大)サイズ) } }
実行例を以下に示します。
上記で紹介したように、Text には様々なプロパティがあります。この他にも設定可能なプロパティがありますので、機会があれば紹介をする予定です。
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