iOSにはCalendarコントロールが提供されていないのですが、MITライセンスのFSCalendar(https://github.com/WenchaoD/FSCalendar/blob/master/README.md)というコントロールがあります。
今回は、CocoaPodsを使用して、このFSCalendarコントロールをプロジェクトに組み込む方法を見ていきます。
※CocoaPodsのインストール方法は「CocoaPodsの導入」を参照してください。
はじめに、新規でプロジェクトを作成しておきます。
次に、ターミナルを起動して、作成したプロジェクトディレクトリに移動して以下のコマンドを実行します。
pod init
成功するとプロジェクトディレクトリにPodfileが作成されます。
作成されたPodfileを開いて以下のように編集します。
# Uncomment the next line to define a global platform for your project platform :ios, '9.0' target 'WorkTimeManager' do # Comment the next line if you're not using Swift and don't want to use dynamic frameworks use_frameworks! # Pods for WorkTimeManager pod 'FSCalendar', :git=> 'https://github.com/WenchaoD/FSCalendar' end
Podfileの編集が完了したら、ターミナルに戻りPodfileがあるディレクトリ上で、以下のコマンドを実行してインストールをします。これによりプロジェクトにFSCalendarが取り込まれます。
pod install
ライブラリインストール完了移行は、以下のように「プロジェクト名.xcworkspace」をダブルクリックしてプロジェクトを開きます。
XcodeのProject Navigatorを確認するとFSCalendarが導入されていることを確認できます。
コメント
[…] FSCalenderの導入方法については前回の記事「CocoaPodsを使用してFSCalendarを導入する」を参照してください。 […]